









外壁塗装がメインでも、塗るだけでは終わらせません
今回は、外壁塗装工事の進捗状況をご紹介します。
こちらの現場は、外壁塗装がメインの工事となっています。
少し前にナフサショックの影響もあり、私たちのところでも塗装工事に入れない期間が1ヶ月近くありました。その間にも塗装工事のご依頼はいただいていましたので、現在は少々、塗装工事がたまり気味の状態となっています。
普段、私のブログでは屋根工事や板金工事をご紹介することが多く、塗装工事について細かく書く機会はそれほど多くありません。
これは塗装工事を行っていないからではなく、実際には常にしっかり施工させていただいています。
ただ、ブログで塗装工事を紹介しようとすると、養生、下塗り、中塗り、上塗りと、どうしても似た内容になりやすく、写真を見ても最終的には「色が変わった」というご紹介になってしまうことが多いためです。
今回の現場については、少し通常の塗装工事とは違う部分があります。
お客様から最初にいただいたご依頼は、外壁塗装でした。
しかし現地を確認すると、西面の外壁だけ状態がかなり悪く、モルタルが浮いてきている箇所がありました。
この状態では、表面をきれいに塗装したとしても、将来的にモルタルそのものが剥がれ落ちてしまう可能性があります。
そこでお客様には、
「ここは塗装だけではなく、外壁そのものを補強する工事をした方がいいと思います」
とご説明しました。
今回は西面については角波板金によるカバー工事、その他の外壁については塗装工事を行うという内容で進めています。
すべてを塗ればいいということではありません。
塗装で十分な場所は塗装する。
塗装では将来的に問題が出そうな場所は、別の方法でしっかり直す。
これも外装工事を長く行ってきた私たちが大切にしている考え方です。




塗料は私が数量を計算して多めに用意しています
手前味噌ではありますが、私たちと塗装専門店さんとの違いの一つは、今きれいになるかだけではなく、将来的に悪くなりそうな部分まで確認して見積もりに入れることだと思っています。
今回の西面のようにモルタルが浮いている状態であれば、塗装だけをして一時的にきれいに見せることもできます。
しかし数年後に外壁が剥がれてしまったら、それでは良いリフォームとは言えません。
だからこそ、塗装で対応できる部分と、板金などでしっかり直した方が良い部分を分けてご提案しています。
もう一つ、私たちが塗装工事で絶対に譲らない条件があります。
それが塗料の数量管理です。
リフォーム会社さんや比較的大きな塗装会社さんの場合、工事を受注したあと協力会社の塗装店さんに、
「材料も含めてお願いします」
という形で工事を発注するケースもあります。
もちろん、それですべて問題が起きるということではありません。
ただ現場を見てきた経験上、材料まで職人さん側の負担にしてしまうと、どうしても塗料を少なく使用した方が利益が残るという構造になってしまいます。
私は、この状態を作りたくありません。
そのため私たちの塗装工事では、基本的に私自身が塗装面積から必要な塗料の量を計算し、少し多めに発注して職人さんへ渡しています。
塗料を十分に用意して、
「材料は気にしなくていいので、必要な量をしっかり塗ってください」
という状態にして施工してもらう。
これが私たちの塗装工事では絶対に譲れない部分です。
外壁塗装は完成するときれいになります。
しかし、本当に大切なのは見た目だけではありません。
下地の状態を確認すること。
悪い部分は塗装だけでごまかさないこと。
そして必要な塗料をきちんと使って施工すること。
今回も塗装と角波板金、それぞれ適材適所で、長く安心していただける外装工事を進めていきます。