シロアリより怖いのは雨漏り!バルコニー補強工事で分かった本当の原因と正しい対策

【シロアリより怖いのは雨漏り!バルコニー補強工事で見えてきた本当の原因】

先日からご紹介しているバルコニー補強工事の続きとなります。

前回は、一番ひどく腐食していた柱を角パイプで補強し、バルコニー内の防水工事まで完了いたしました。しかし、補強工事はまだまだ続いており、解体を進めるたびに新たな傷みが見つかる状況です。

特に今回は、めくるところ、めくるところからシロアリの食害跡が見つかり、実際に大量のシロアリも確認されました。職人の話では、市販のシロアリ用スプレーを5本ほど使用したそうです。

ここで、私のシロアリに対する考え方をお話ししたいと思います。

一般的には、「シロアリを見つけると家全体が食べられてしまう」と心配される方が多いと思います。しかし、これまで数多くの現場を見てきた経験からすると、私が本当に怖いと感じるのはシロアリそのものではありません。

シロアリが発生しているということは、その前に雨漏りなどが原因で木材が腐食しているケースがほとんどです。つまり、シロアリは原因ではなく、結果として現れていることが多いのです。

【シロアリ駆除より大切なのは雨漏り修理と家の補強です】

シロアリは腐食した木材を好みます。そのため、雨漏りを止め、腐食した部分を補強してしまえば、食べるものがなくなり、自然といなくなっていくケースがほとんどです。

もちろん、工事中に見つけたシロアリは殺虫しています。しかし、それはあくまで補助的な作業です。本当に重要なのは、雨漏りを止め、腐食した木材をしっかり補強することにあります。

私は基本的にシロアリ業者さんへ依頼することはありません。シロアリ業者さんが使用する薬剤も、市販されている殺虫剤も、シロアリを駆除するという目的においては大きな違いはないと考えています。そのため、高額な駆除費用だけをかけても、雨漏りが改善されなければ再び同じ状況になる可能性があります。

シロアリを見つけたときに本当に考えなければならないのは、「なぜシロアリが発生したのか」という原因です。

その原因となる雨漏りを修理し、腐食した構造をしっかり補強することこそが、建物を長持ちさせる本当のリフォームだと私は考えています。

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