富士宮市でマックスハイプルーフ施工開始 大きなドーマーが特徴の屋根で初日の雨仕舞い作業

静岡県富士宮市で、マックスハイプルーフを使用した屋根工事がスタートいたしました。今回は初日の張り始めの作業となります。

こちらの現場は、大屋根部分にとても大きなドーマーが2つ付いているのが特徴です。軒先の屋根材を1枚取り付けると、すぐに雨押さえを納めていくような形状になっており、私もあまり見かけない珍しいデザインの屋根です。

また、妻側の納まりも特徴的で、通常であれば外壁が下から立ち上がり、屋根材のケラバ収まりで終わることが多いのですが、今回は軒先がぐるっと回り込むような造りになっており、とてもおしゃれな印象を受けました。

こうしたデザイン性の高い屋根は見た目が良い反面、納まりが複雑になるため、しっかりとした雨仕舞いの考え方が非常に重要になります。初日から細かな部分を丁寧に確認しながら進めていきました。

雨押さえ部分には、ケミカル面戸という水の侵入を防ぐためのパッキン材のようなものを貼り付け、その上から木材でしっかり押さえていきます。この木材は面戸を固定する役割だけでなく、板金役物のへこみ防止材としての役目も持っています。

ここでこの屋根材の大きな特徴が出てきます。通常、板金役物の雨押さえや棟包みなどは、こうした木材に釘やビスで留め付けることが多いのですが、マックスハイプルーフは木材に一切留めません。役物は屋根材本体に直接絡めるような形で固定していきます。

このやり方の大きなメリットは、木材が将来的に劣化しても、ビスの保持力に影響を受けにくいという点です。留め付け先が同じ金属同士になるため、劣化しにくく、強度も維持しやすくなります。

この日は谷の取り付けも行いましたが、特に注目したいのがケラバの捨て谷の最後の納まりです。最後の部分を谷の上にしっかり乗せることで、ケラバ側に流れ込んだ水を確実に谷へ導く下準備をしています。仕上がってしまえば見えなくなる部分ですが、このような細かな雨仕舞いの積み重ねが、屋根の安心につながっていきます。

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