折板カバー工法の施工方法 先日かさ上げをした現場の続きです。 先ずは軒先側の壁より出てる部分を切断 します、上の画像のニブラと言う専用の工具 で切断します。 次にダブル面戸という折板をカバーした時に 出来る隙間を隠す面戸を先付けします。 面戸の後ろに見える金具はダブル用 タイトフレームと言う物で元々の折板の下に あるタイトフレームの上にビス留めする 金具です。 全部のタイトフレームのある箇所の上に ダブル用タイトフレームを取り付けます、 画像の奥に見えるのが新しい折板ですが レッカーで荷上げしました。 ちょっと分かりにくいですが水上側の谷の 部分は立ち上げて既存の屋根に被せていきます 水上や妻側はダブル用タイトフレームを 取り付ける際に既存の役物を切断しているので 防水の為、粘着層ルーフィングを貼っておきます 水上の雨押さえを取り付けます。 妻側も雨押さえを取り付けます。 笠木の下地を被せますが外側だけに木材を打ち 笠木にかかった雨水がなるべく内側に流れる 様に勾配をつけてから笠木の下地を被せ ます、下地には沢山ビスを打ちますがカバー を最後に被せるのでビスはほぼ見えなく なります。 雨が降っても大丈夫なように前もって役物など も作ってありますので1日で雨が降っても 大丈夫な状態には仕上がります。 細かい続きの作業は翌日行います。 折板は塗装されがちですが、このようにカバー する事で表面の塗幕の持ちも格段に上がり ますが断熱と防音性が凄く良くなります。
2021年1月20日更新
折板カバー工法の施工方法
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