雨漏りするコロニアル屋根への波板カバー
2020年11月21日更新
雨漏りするコロニアル屋根への波板カバー
何度か塗装されたり修理をした形跡のある
屋根ですが屋根材の割れも無く正常に見えます
屋根の状態が正常に見えるのに雨漏りする
のは下地のルーフィングが駄目になってる
事が多く実は一番大変な状態です。
何十年も持たなくて良いので、なるべくなら
予算を抑えたいとの事で波板でのカバーに
なりましたが波板でも最近のは豊富な色から
選べるので私は全然良い屋根だと思って
います。
ゴムアスルーフィングを貼り、その上に
波板の下地の材木を打ち付けていきます。
コレだけで、もう雨漏りは止まります。
でもこのまま何年もは持たないので屋根材で
下地材を守るような感覚で屋根材を施工します。
波板でのカバーの注意点は水捌けが良過ぎる
ので雨水に勢いがつき外に飛び出し易い事です
我々の対処法は波板の先端を既存の屋根より
引っ込める様に短くして先端には雨水が
かからないように大きめの役物を取り付け
ます。
こんな感じです。
それ以外の注意点は釘が目立つ事です、波板を
屋根に使う時には必ず傘釘と言う釘とワッシャー
が合体したような釘を使うのですが鉄釘なら
色のバリエーションが多いのですが、
我々リルーフは必ずステンレス製の連結傘釘と
言う傘の下にパッキンが付いている防水性の
高い商品を使用しますので、コレはステン素地
とブロンズ色しか無いので目立ちます。
棟板金を取り付け完成です、見た目的には
好き嫌いが分かれる商品ですが二階の屋根
なので誰にも見えませんので雨漏りの
工事としては予算的にも防水的にも良い感じ
に出来上がります。
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