塗装に、屋根、外壁を長持ちさせる
効果はありません
外壁塗装や屋根塗装。家が築年数経過してくると、汚れが目立つようになり、そろそろ我が家も塗装かな？とお考えの方も多いのではないでしょうか？
外壁塗装は、見た目をキレイにするという目的ではとても良いと考えています。美観向上のための塗装は、当店でも多数施工事例はあります。
しかし、塗装で屋根や外壁が長持ちするということは断じてありません。これは、屋根材、外壁材メーカーに問い合わせて確認済みです。
塗装自体は良いと思うんです。しかし、それが長持ちにつながるという誤解は非常によくないと考えています。
外壁塗装は『塗る』
以外が重要です
外壁塗装そのものに、家の寿命を延ばす効果は無い分、当店では塗装前の家の屋根、外壁の状態を丁寧にチェックします。お客様の許可があれば、サイディングを剥がして内部を点検することもできます（特にベランダ周辺は、雨漏りが発生しているケースが多々あります）。
腐食していたり、劣化している場合は、内部から補修を行った上で、塗装をします。
塗装で雨漏りは防げませんし、家が長持ちするわけではない、だからこそ、塗る前の工程にこだわっているのです。
シーリングにもこだわっています
シーリングには、増し打ちと打ち直しがありますが、基本的には打ち直しを推奨しています。高耐久のシーリング材も施工可能です。
塗料の性能を引き出す！
塗料には、各塗料メーカーが指定する塗膜厚や乾燥時間が、仕様書として存在します。その仕様を遵守して、初めて塗料の性能が発揮できるのです。
オススメの塗料
について
費用と耐久性のバランスで選びます
塗料をシリコンにしようか、フッ素にしようか、塗装をご検討中の方は、お悩みになると思います。
当店としては、価格とバランスの良いラジカル制御式塗料（例：日本ペイント、パーフェクトトップなど）をご提案することが多いです。
フッ素は長持ちしますが高価なため、その場合は、外壁のカバー工法も検討対象になります。あくまで塗装は、美観のため。長持ちさせる効果はありません。
よく、遮熱塗料で涼しくなる、という謳い文句も目にしますが、実際は遮熱塗料は室内の温度を下げる効果はありません。YouTubeでも実証済みです。誇大広告に惑わされないよう、ご注意ください。＞詳しくはコチラ
外壁塗装の流れ
STEP
まずは下見にお伺いします
下見は必ず、代表の渡邉が伺います。屋根材、外壁材の材質や劣化具合、そして、雨漏りや内部腐食の可能性なども考えながら点検していきます。基本的に屋根は高所作業車で点検します。
その場で見て、現状と塗装の必要性の有無をご説明します（内部腐食してそうかどうか、塗装して良いかどうか、予算感など）。
STEP
お見積りをご郵送します
基本的には、お見積りを郵送してからは、こちらから催促するようなご連絡は一切しておりません。見積りを見て、詳しく話が聞きたい、ということであれば、お伺いして丁寧にご説明いたします。
（これも、無理に契約をしてほしいわけではない、という当店なりの誠意であることをご理解くださいますと幸いです。）
STEP
下地の補修
外壁や屋根の劣化箇所は基本的に当店ですべて補修してから、塗装職人に引き継ぎます。何を塗るか、どう塗るかも大事ですが、それ以前に、外装そのものが腐食、破損していたらどんなにキレイになっても、家は長持ちしません。ここは、他の塗装店とは違うところだと思います。
STEP
塗装工事
洗浄、下塗り、中塗り、上塗りなどなど、塗装職人が順に塗装していきます。塗料を薄めて塗ることが無いよう、必要な塗料の量以上は現場に置き、基本は、所定の量は使い切ることは徹底しております。塗料メーカーの仕様に基づいて、しっかりと塗っていきます。
STEP
足場を撤去して、終了
最後にお客様にもご確認いただきましたら、足場を撤去して完了となります。施工後に何かあれば、責任をもって対応しますので、何なりとお申し付けください。
外壁塗装の
施工事例
富士宮市の屋根カバー工事と外壁塗装
静岡県富士市の屋根カバー外壁塗装と各種板金工事
外壁塗装+金属サイディングカバー・雨樋交換・軒天、破風板板金工事
御殿場市 外壁工事
施工前の様子 こちらのお客様は、屋根カバーと外壁塗装のご依頼で伺いました。 診断の結果、ぶかぶかしている部分の壁がありました。 中で腐っていると判断し、腐っている部分はばらして新規で木を打ちサイディングを貼り、ほかの部分は塗装というご提…
塗装前の補修が、家を
長持ちさせます
一般的に、塗装で長持ちする、とお考えの方が多いかもしれません。しかし、塗装は美観をキレイにする効果しかありません。
また、長持ちさせたいのであれば、そもそも塗装で本当に良いのかをしっかりと確認し、検討していただく必要があります。
塗れば、キレイになります。しかし、建物の内部が雨漏り等で腐食していた場合、外側だけキレイになっても建物内部の腐食は進行し、知らず知らずのうちに家の寿命を縮めていることになるのです。
業者選びは難しいですよね。ただ、家を長持ちさせたい方は、当店も相見積りの1社に入れて、ご検討いただければ幸いです。
ベランダ、バルコニー周りは、腐食しているケースが多いため、腐食が見つかった場合は、部分的にサイデイングを剥がし、腐食している箇所を修繕し、サイディングを張りなおしてから塗装するなどを行います。
＞サイディングの張り替えについて
屋根塗装をオススメしない理由
屋根塗装は、当店では基本的にオススメしていません。YouTubeでも何度も発信していますが、
- 屋根塗装は、正しく施工しないと、雨漏りリスクを高める。
- 屋根に登ることで、屋根材の割れ、釘の緩みが発生し、雨漏りリスクを高める。
- そもそも塗装で屋根が長持ちするわけではない。
など様々な理由があります。屋根の葺き替えやカバー工事を勧めたいから、これを言っているわけではありません。それでも塗装してほしいとご要望を受け、それならば、と施工したことはありますが、さも、寿命が延びるというセールス文句はありえないと考えています。
『屋根塗装で雨漏りを防げる』『屋根塗装すれば長持ちする』というセールス文句を信じて屋根塗装した結果、雨漏りが発生してしまったお客様を多数見てきました。そのようなお客様がいなくなるよう、屋根塗装はしないほうが良いとYouTubeでも多数発信しています。
化粧スレートは屋根塗装しなくても
問題ありません
屋根材メーカーにも直接問い合わせて確認した内容です。美観の向上以外に、塗装の意味はありません。
屋根塗装が原因で
雨漏りした事例です
屋根塗装は屋根の寿命を延ばす、とお考えの方、その情報は違います。屋根塗装をすることで、逆に雨漏りを招いた事例は多数あります。
本当に塗装だけでいいのか
見極めが必要です
塗装は万能ではありません。内部の雨漏り、腐食は塗装では直せません。それをきちんとご説明したうえで、ご要望があれば施工しております。
塗装不要の外壁も
あります
近年では、塗装しないことを前提に作られた高耐久サイディングもあります。高耐久外壁には外壁塗装はオススメしませんが、ご依頼であれば施工します。
