









外壁塗装と一面のみ角波板金を施工していた現場が、無事に完成いたしました。
こちらのお宅は築年数がだいぶ経過しており、外壁の一面だけはクラックや浮きが多く、塗装では対応できないと私が判断しました。そのため、その面だけ角波板金でカバーし、それ以外の面は塗装で仕上げています。
工事を進めていくと、当初の調査では分からなかった不具合もいくつか見つかりました。
一つ目は雨戸のレールです。レールの下地に木材が使われており、その木材が腐食していました。塗装職人からも「この状態では塗ることができません」と報告がありました。
こういうときに、「腐っているので塗れません」とお客様へ伝えるだけでは、工事を頼んでいただいた意味がありません。
腐食した木材を速やかに取り外し、新しい木材をレールの形に合わせて削って取り付けました。また、ほかの雨戸レールにも少し不安を感じる部分があったため、ビスを追加して強度を高めておきました。
外壁をきれいにする工事でも、建物が古くなっていれば、塗装以外の部分に傷みが見つかることがあります。見つけた以上は、そのままにせず、私たちで対応できることはしっかり直しておきます。




角波板金を施工する面には外部コンセントが付いていたため、一度コンセントを取り外し、板金を張ったあとに復旧する必要がありました。
その作業中にブレーカーが落ちる事象があり、ブレーカーを上げることで電気自体は復旧しました。しかし、電気のことは目に見えない部分も多く、何となく大丈夫だろうで済ませることはできません。
念のため電気屋さんを呼び、状態を確認してもらったうえで、コンセントも新しいものへ取り替えておきました。
雨戸レールの木材交換や補強、コンセントの交換については、今回の工事料金の範囲内で対応しています。よほど大きな工事内容の変更がない限り、工事中に何か見つかるたびに追加工事として料金をいただくことはしていません。
塗装を中心に扱う業者さんの場合、担当者が塗装以外の建物の納まりを十分に確認できないこともあります。特に築年数が経過した建物では、足場をかけなければ見つけられない傷みも少なくありません。
すべてを塗装で済ませてしまい、足場を外したあとに別の不具合が発覚すれば、再び足場をかけて工事をすることにもなりかねません。私たちは、そのような現場をこれまで何度も見てきました。
塗装工事を依頼するときも、ただ色を塗るだけではなく、建物全体を見て必要な修理を判断できる業者さんなのか。その点も、業者選びの大切な基準にしていただきたいと思います。