








瓦吹き替え工事2日目 瓦を下ろしたその日のうちに雨仕舞まで
瓦吹き替え工事、2日目の作業の様子です。
こちらのお宅は、南側の軒先がかなり腐食してしまい、一部が崩落している状態でした。そのため、単純に瓦を撤去して新しい屋根に葺き替えるだけではなく、傷んでいる軒先を補強しながら作業を進めています。
当然、通常の瓦吹き替え工事より多少時間はかかりますが、大切なのは慌てず、確実に直していくことです。
私たちが瓦を撤去するときに一番大切にしているのが、「その日のうちに確実に雨が漏らない状態まで仕上げる」ということです。
瓦を一気に全部下ろしてしまうのではなく、基本的には2トントラック1台に積める程度を目安に撤去します。
瓦を撤去した部分には、その日のうちに合板を張り、その上から粘着層付きルーフィング(カスタムライト)を施工します。
つまり、
瓦を撤去する
↓
下地の合板を張る
↓
ルーフィングまで施工する
ここまでを1日の作業として考えています。
屋根工事は途中まで進めることよりも、一日の終わりにどんな状態で屋根を残すかが非常に重要です。
突然雨が降ったとしても雨漏りしない状態まで仕上げてから帰る。これは私たちが屋根工事を行う上で、一番大切にしている決まり事の一つです。




腐食した軒先を補強しながら、安全第一で瓦撤去
瓦撤去から合板、ルーフィングまで施工し、その日の防水が確保できたところで、残った時間を使って傷んでいる軒先の補強を進めていきます。
今回の軒先は腐食がかなり進んでおり、垂木の先端部分も弱くなっているところがあります。
そのため、傷んでいる部分をそのまま利用するのではなく、新しい木材を足しながら強度を持たせ、軒先を作り直していきます。
初日は屋根の状態を確認しながら、
「どの順番で瓦を下ろすか」
「どこを補強するか」
「どう進めれば効率が良いか」
という流れを考えながら作業します。
そのため、2日目になると職人たちも現場の状況を把握しており、作業はかなりスムーズに進むようになります。
予定では翌日の作業で瓦はすべて撤去できるとのこと。
瓦を全部下ろして、合板とルーフィングまで施工できてしまえば、雨に対する心配も一気に少なくなります。
あともう一息です。
ただし、この時期はとにかく暑い。
真夏の屋根の上で瓦を運ぶ作業は、想像以上の重労働です。
瓦を下ろすことばかりを優先して熱中症になってしまっては意味がありませんので、職人たちには「無理をしないこと」を徹底して伝えています。
工事の早さよりも、安全。
そして一日の終わりには、確実に雨が漏らない状態にする。
安全・安心を第一に、今回の瓦吹き替え工事も進めています。