








| 施工内容 | 屋根葺き替え、外壁塗装、付帯部板金工事 |
|---|---|
| 使用材料 | 立て平葺き |
| 施工期間 | 3週間 |
| 価格 | 300万円 |



今回は、平屋建ての理髪店のリフォーム工事をご依頼いただきました。
こちらは店舗のオーナー様からのご依頼で、私たちのホームページをご覧いただき、その後YouTube動画も見てくださったそうです。初めてお会いした段階から、私たちの考え方や工事に対する姿勢をよく理解してくださっているオーナー様でした。
ご相談の内容としては、屋根は葺き替え、外回りは塗装で考えているというものでした。
なぜ最初から屋根の葺き替えが前提だったのかというと、私たちにご相談いただく1年ほど前に、別の塗装業者さんに見積もりを依頼されたそうです。その際に「この屋根はもう塗装できないので、葺き替えしかありません」と言われ、屋根は葺き替え、それ以外は塗装という内容で見積もりが出ていたそうです。
ところが、その後なぜかその業者さんと連絡がつかなくなってしまい、改めて業者を探している中で、私たちを見つけてお電話をくださったという経緯でした。
現場調査に伺ったところ、屋根については確かに葺き替えが必要な状態でした。ただし、軒天や破風板などの付帯部については、この状態のまま塗装しても長持ちしにくいと判断しました。
そこで、軒天や破風板は塗装ではなく板金工事で仕上げた方が、見た目もきれいになり、耐久性の面でも安心できることをお伝えしました。
また、雨どいの交換に合わせて鼻隠しも板金で仕上げ、雨どいを隠すために取り付けられていた飾りの鼻隠し部分も撤去する内容でご提案しました。
そのうえで、外壁と雨戸については塗装で仕上げるのが一番バランスのよい工事ではないかとお伝えしたところ、オーナー様から「その内容でお願いします」とご納得いただき、工事のご依頼をいただきました。









こちらの現場では、まず足場を組むか組まないかを非常に悩みました。
通常、安全面を考えれば足場を組んだ方が安心です。しかし今回は平屋建ての理髪店で、店舗の周りにある駐車場が建物と近く、足場を組んでしまうと使えなくなってしまう駐車スペースが何カ所か出てしまう状況でした。
また、平屋ということもあり、脚立と足場板を使えば作業できる高さでした。営業中の店舗ということもあり、お客様の出入りや駐車場の利用をできるだけ妨げないようにする必要もありました。
そのため今回は、状況を見ながら足場なしで屋根工事を進める判断をしました。
表側の屋根には大きな看板が一面に取り付けられており、お客様が出入りする場所の上部をカバーしている状態でした。万が一、物が落下した場合でも、直接人通りのある場所へ落ちにくいという点も判断材料の一つとなりました。
屋根工事は、既存の屋根材を一度にすべて撤去するのではなく、合板張りからルーフィングまで確実に仕上げられる範囲ごとに分けて進めました。
屋根をめくったままの状態で放置することがないように、撤去、合板張り、防水紙であるルーフィング張りまでを一区切りとして、確実に雨仕舞いを行いながら施工しました。
今回は120平方メートルほどある、平屋としては少し大きめの屋根でしたが、この作業を3回に分けて行い、3日間で既存屋根材の撤去から下地のルーフィング張りまで完了することができました。
その後、仕上げの屋根材として立平葺きを2日間かけて施工し、屋根葺き替え工事は無事に完了いたしました。







今回、塗装屋さんにお願いした部分は、外壁塗装、雨戸、戸袋、そして看板の鉄骨部分です。
軒天や雨どい、鼻隠しなどの付帯部は板金工事で仕上げる内容だったため、塗装工事としてのボリュームはそれほど多くありませんでした。
ただし、こちらは営業中の理髪店です。お客様の出入りがある中での作業となるため、作業量以上に気を使う現場だったと思います。
特に玄関面については、お客様の出入りの妨げにならないように注意しながら、脚立や足場板を組んだり、ばらしたりする必要がありました。塗装作業そのものだけでなく、安全面や動線への配慮がとても重要な工事でした。
そのため、塗装する面積のわりには日数がかかっていたように思います。
それでも、塗装屋さんには店舗をご利用されるお客様に十分注意しながら、外壁、雨戸、戸袋、看板の鉄骨部分まで、きれいに仕上げていただきました。








今回の現場では、雨どいと一体になった飾りの鼻隠しが取り付けられていました。
この飾りの鼻隠しを撤去すると、同時に雨どいも外れてしまう構造になっていました。全体的にかなり古く、劣化も進んでいたため、今回は雨どいごと撤去し、付帯部分を板金工事で仕上げていくことにしました。
まず、古くなった雨どいと飾りの鼻隠しを撤去しました。その後、軒天を板金で仕上げ、破風板と鼻隠しも板金加工して納めていきました。
最後に、新しい雨どいを角軒どいで取り付け、全体の仕上げとなりました。
特に難しかったのは、看板がある部分です。軒先と看板の間が非常に狭く、雨どいの取り替え作業がかなり難航しました。作業スペースが限られている中での施工でしたが、無事にきれいに仕上げることができました。
工事完了後、オーナー様にご連絡をして確認していただいたところ、
「大変きれいになりました。ありがとうございました」
という温かいお言葉をいただきました。
今回の工事は、屋根の葺き替え、外壁塗装、付帯部分の板金工事まで含めた外装リフォームとなりましたが、無事に完工することができ、とても嬉しく思います。