






| 施工内容 | 屋根葺き替え工事 |
|---|---|
| 使用材料 | レクトプルーフ |
| 施工期間 | 1週間 |
| 価格 | 200万円 |



今回のお客様は、静岡県富士市にお住まいの方です。
ご依頼のきっかけは、屋根材が部分的に外れて落ちてきたことでした。できれば部分的な修理で直したいとのことで、現場調査に伺いました。
高所作業車を使用して屋根に上がって確認したところ、実際に外れてしまっていた箇所は2枚ほどで、見た目だけなら部分補修も可能な状態ではありました。
ですが、よく確認すると、ほかの部分も全体的に傷みが進んでおり、今は付いていても、今後また外れて落ちてくる可能性が高い状態でした。
そのためお客様には、今回外れた部分だけを直すことはできるものの、屋根全体がすでに弱ってしまっているため、今後も何度も修理を繰り返すことになる可能性が高いことをお伝えしました。
そのうえで、どのような方法が一番良いのかご相談をいただきました。
私は、部分修理を重ねていっても、最終的には屋根全体の工事が必要になるため、結果的に一番無駄な費用がかからない方法は、今の段階でしっかり屋根工事を行うことだとお伝えしました。
方法としては、カバー工法が費用面では最もおすすめであることもご説明しました。
ただ、お客様としては、どうせ屋根工事をするのであれば、古い屋根が残ったままその上に被せる工事には抵抗があるとのことでした。
そのお気持ちもよく分かりますので、今回は葺き替え工事を選択されることになりました。
既存の古い屋根はすべて撤去し、下地の合板から新しくやり直す、費用は少しかかっても安心を優先した工事内容となりました。



今回は葺き替え工事ということで、既存の化粧スレートを撤去していきます。
上から一枚一枚、釘を抜きながら丁寧にばらしていく作業です。
お客様のご意向としては、下地のルーフィングも撤去して、できるだけきれいな状態にしたいというご希望がありました。
ですが、その点については、工事中に突然の通り雨などが絶対に起こらないという保証はありませんので、ルーフィングだけは残させていただきたいとお願いしました。
葺き替え工事は、既存の屋根材を撤去して進める分、工事中の防水に対して特に慎重な判断が必要になります。
万が一があってはいけませんので、今回はルーフィングは撤去せず、既存の屋根材だけをばらしていく形でご了承いただきました。
見た目をきれいにすることも大切ですが、それ以上に工事中の安全性や防水性を優先することが重要です。
葺き替え工事だからこそ、こうした一つ一つの判断を慎重に行いながら進めていきます。





下地の交換を終えた後は、屋根材をばらした既存ルーフィングの上から、新しい下地を貼っていきます。
もともとの屋根は、1日で必ずルーフィングまで仕上げられる範囲しかばらさないようにしています。
葺き替え工事では、途中で雨に降られるリスクも考えながら進めなければならないため、この工程管理はとても重要です。
今回は切り妻屋根でしたので、まず片面だけをばらし、その面をその日のうちに粘着層付きルーフィングまで仕上げました。
そして後日、もう片方の面を同じように進めていく形で工事を進行しました。
さらに今回は下屋根もありましたので、ルーフィングまで仕上げる工程全体では、最終的に2日半ほどかかりました。
見えなくなる部分ではありますが、こうした下地と防水の積み重ねが、しっかりした屋根工事には欠かせません。







今回のお客様の屋根も、最近私どもで特におすすめしているレクトプルーフでの施工となりました。
このところレクトプルーフのご紹介が続いておりますので、細かいご説明は今回は少し省かせていただきますが、屋根本体に加え、玄関ポーチの屋根までしっかり施工し、いつものようにケラバカバーや各所の板金も取り付けて、きれいに仕上がりました。
毎回お伝えしていることですが、レクトプルーフは雨じまいが非常に優れている屋根材です。
水はけが良く、施工後に屋根材の下へ水が回り、さらにその下のルーフィングにまで負担をかけるリスクを極力抑えやすい、とても安心感のある屋根だと思っています。
それに加えて、見た目も非常にきれいで、仕上がりに高級感があります。
さらにフッ素塗装ですので、この美しさが長持ちしやすいという点も大きな魅力です。
機能面と見た目の両方を兼ね備えた、本当に優れた屋根材だと改めて感じます。




今回は工事の途中で、お客様からひとつご指摘をいただきました。
玄関ポーチのすぐ横に出窓があり、その出窓の屋根が下から見て目立つ位置にあるため、玄関ポーチだけがきれいになると、どうしても出窓の屋根だけがそのままで違和感が出てしまう、というお話でした。
私自身、今回は屋根の葺き替え工事に意識が向いていたため、その点まで気が回っていなかったと感じました。
出窓の屋根はそれほど大きなものではありませんでしたので、こちらについてはサービス工事として対応させていただくことにしました。
施工内容としては、他の屋根と同じように、まず合板を張り、その上にルーフィングを施工し、今回使用している屋根材を張っていきました。
さらに壁際などの取り合い部分についても、板金や役物を使ってしっかり防水処理を行い、きれいに仕上げました。
こうして全体の見た目のバランスも整い、今回の工事は無事完成となりました。
ありがとうございました。