








| 施工内容 | 屋根カバー工事 |
|---|---|
| 使用材料 | レクトプルーフ |
| 施工期間 | 1週間 |
| 価格 | 150万円 |



今回のお客様は、私のYouTubeをご覧になってご連絡をくださいました。
雨漏りで非常にお困りで、すでに3社が現場を確認済み。
そのうち1社には簡易的な工事も依頼されたそうですが、雨漏りは止まらなかったとのことです。
3社とも水掛け調査を実施。
1時間、2時間とかけても原因は特定できず、
「難しい雨漏りなので足場をかけないと無理です」
「もっと時間をかけないとわかりません」
と言われていたそうです。
私が伺った際は、まず目視調査から。
雨漏り箇所付近を外部から確認した瞬間に、
「あ、ここだな」と原因は分かりました。
お客様にホースをお借りし、
「確認だけなので無料でやりますよ」
とお伝えし、散水。
水をかけた瞬間、室内に水が出ました。
原因は屋根。
お客様は目を丸くされて、
「ノブさん、5分で解決しましたね…」
と何度もお礼を言ってくださいました。
雨漏りは“難しい”のではなく、
“見方”が違うだけです。




仮設足場を設置し、いよいよ工事スタートです。
この現場で、まず最優先で行うべき工事は
軒先部分の箱谷のやり直し でした。
通常の住宅であれば、軒先はまっすぐで、
軒先水切りから雨どいへ水を流す構造です。
しかし、こちらのお宅は立地条件の関係で
軒先が斜めにカットされています。
雨どいは設置されておらず、
タラペットのように立ち上げを作り、
そこに板金製の「箱谷」を設置する特殊な納まりでした。
さらに近隣には大きな神社と大木があり、
落ち葉対策としてネットも設置されていました。
ただ、既存の箱谷はかなり錆びていました。
ここで屋根カバーだけをしてしまうと、
将来的に箱谷の交換は極めて困難になります。
工事費は多少上がりますが、
「今やらなければ、後で倍以上の手間になります」
とお伝えし、箱谷も同時に一新する判断をしました。
屋根は“面”だけ直せばいいわけではありません。
“水の出口”まで責任を持つことが、本当の雨漏り工事です。




下地のルーフィング施工です。
今回の現場は実際に雨漏りしていたため、
通常の改質アスファルトルーフィングではなく、
粘着層付きルーフィング を採用しました。
ビス穴や下地との密着性をより高め、
万が一に対しても防水性能を強化します。
雨漏り工事は「念のため」が非常に重要です。
ここでケチる理由はありません。
ルーフィング施工後は、箱谷部分の落ち葉対策。
既製品の雨どい用ネットは販売されていますが、
今回は自作の箱谷構造。
当然、既製品は使えません。
そのためネットを仕入れ、
現場寸法に合わせて加工し、取り付けました。
前回もネットは設置されていましたが、
金属製で錆びが進行し、強度が落ちていました。
今回はステンレス製を使用。
ここは断言できます。
今後、錆びることはありません。
雨漏りは水だけが原因ではありません。
落ち葉の詰まりが、水を溢れさせ、侵入経路を作ります。
だからこそ「水の流れ」を作る施工が重要なのです。








下準備が整い、いよいよ
マックス建材 のレクトプルーフ施工です。
今回の雨漏り原因は、
屋根の横走り、そしてケラバ部分の水の巻き込みでした。
最後の写真部分から明確に浸水していました。
横方向に水が流れやすい構造。
さらにケラバの止水が弱い納まり。
これでは、いずれ漏れます。
レクトプルーフは
横走りしない構造。
さらにケラバ部分には
大きな捨て板金とケミカル止水材が組み込まれており、
水の侵入経路を物理的に断ちます。
適応勾配は一寸五分。
この数字を見れば、止水性能の高さは明らかです。
最近は横葺き屋根が流行しています。
しかし私は、
あの横流れ構造がなぜここまで広がっているのか
正直、理解に苦しみます。
屋根は見た目ではなく、
水に対する構造で選ぶべきです。
レクトプルーフは
見た目も、雨仕舞いも、理にかなった屋根材です。