




施工内容 | バルコニー防水工事 |
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使用材料 | ウレタン防水、板金工事 |
施工期間 | 4日間 |
価格 | 25万円 |
玄関上のバルコニーの軒天から雨が降ると水漏れし雨染みが出来てしまったので修理の見積もりをして下さいとの事でしたが、前回大工さんに見てもらった時には何処を直したか分からないのですが、軒天だけを綺麗に貼り結局は雨漏り自体は直らなかったので、ご自分でバルコニーにモルタルを買って来て塗ったそうですが、水が溜まる様になり余計に雨漏りが酷くなってしまったと言う現場となります。
軒天をバラすと古い軒天が出て来ました施工方法は古い軒天に両面テープで貼り付けて廻りをコーキングで隠すと言う感じです、雨漏りを直さずにコレをやると雨水の逃げ場が無くなり中身が余計に腐ってしまいます、中身の雨漏り原因の画像が無いのですが、原因は防水方法に有りました、床を見ると保護モルタルでしたので、普通は合板などの床材がありゴムシートで防水してそれをモルタルで保護する流れなのですが軒天をバラして見えたのは部分的に腐った床の合板から見えた防水材はゴムシートでは無く屋根の下地材のルーフィングでした、コレは手抜き工事となります。
お施主様がご自分で塗ってしまったモルタルをハンマードリルでハツリ平らにして合板を貼りその上にタッグシートと言う防水シートで防水しウレタンを塗布します、合板とシートの間は敢えて密着させずに空気層を作り脱気筒を取り付け空気を出し入れする事で伸縮による破損を防ぐ脱気工法で仕上げます。
笠木板金も上から釘を打っていましたので板金一枚で仕上げているので今回の雨漏りとは関係有りませんでしたが一旦撤去し笠木板金下地と笠木板金カバーの二重構造でやり直しました。
下地の木材を打ち壁際に板金役物を取り付け角波板金を取り付け今回の工事は完成です、もう雨漏りする事は有りませんが万が一雨漏りした場合でも板金ならば水に強いし隙間から雨水を逃す事が出来るので軒天はベニアよりも板金がお勧めです、コレにて完成です。