瓦屋根の葺き替えの捕捉

瓦屋根の葺き替えの捕捉

先日の瓦屋根葺き替えで簡単に下地の事を

説明しましたが簡単過ぎて分かりにくい

と思い細かく説明させて貰います。

先ず上の画像の下の方に写ってる板金は

作業場で加工してきた軒先役物です、

屋根材にも軒先役物は有りますが、それとは

別に合板用の役物です。

分かりづらいですが画像の指の先に写ってる

様な感じで屋根の先端に取り付け、その役物

の先は、この字型に加工されてるので

そこに合板を差す感じです、コレで下から

見ても合板の裏が見える事は無く板金が

見える状態になります。

次は合板を打つ為の下地です、今横に古い

木が打ってあるのですが、それは瓦残と言って

15mmx15mmと小さく不安です、なので

15mmx45mmの半貫と言う木材を垂木を

狙って65mmのビスで打ち付けます。

こんな感じです、コレに合板を横貼りし半貫を

狙って65mmのビスで打って行くとジョイント

部分と合板の中央部にも半貫が入り丈夫に

なります。

下屋根は壁際に瓦用の雨押さえ板金があり

更に複雑ですが雨押さえ板金は処理して

壁を必ずフラットにします。

この辺の事はお客様には分かりにくい事なので

すが後々屋根が凹んできたり見る人が見たら

収まりがおかしかったりします。

外壁もそうですが特に屋根工事は新築工事と

全く収まりが違うのでリフォーム専門で

ノウハウが沢山ある業者じゃないと

難しい工事です。

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