




特殊な工法の建物のリフォーム方法
コチラは数十年前に大和ハウスで建てられた
お宅です、同じ時期でのセキスイの建物も
そっくりなタイプがあります。
高所作業車で現場に向かいましたが着いた
瞬間に垂木が無い工法だと分かりましたので
屋根に上がるのはやめました。
私が4社目の相見積もりと言う事で他社さん
はカバー工法との事ですが私はカバーの
下に垂木を取り付けないと無理な事を
説明して天井裏の点検口を探して確認しました。
ちょっと分かりづらいですが本来屋根には
455mmピッチで縦に木が並びその上に合板
を打ちます、でもこの時期の大和ハウスと
セキスイの一部の建物は垂木が無く代わりに
900mmピッチで横桟を入れ合板を打ってます
なので合板が弛み屋根が反りまくります。
この様な破損はメンテナンス不足で仕方ない
かも知れませんが
外壁や軒天の耐久性と明らかに違う鼻隠し
板金の強度も設計ミスな感じがします。
屋根も安全に歩ける強度にした後に新しい屋根
を施工しますが、取り敢えず足場屋さんに
早急に足場掛けして頂き危険な鼻隠し板金を
取り除き少し期間は空いてしまいますが
屋根工事に入らせて頂きます。
またご報告致します。