地震の時の瓦屋根の考え方
地震の時の瓦屋根の考え方
1週間前位に瓦屋根の軽量化のお見積り
のお話が2件ありました、先にお見積りを
提出したお客様は直ぐに契約したいとのご連絡
を頂いた翌日の地震でしたので、静岡県は
揺れは少なかったものの偶然を感じました、
数日前のブログにも書いてたのですが、
軽量化のお見積りは実際に地震が何処かで
あった時が多く、普段はほぼ無いお話です、
す、でもそれ以外の断熱性、防音性、耐久性に
はとても優れた屋根です、10年前の富士宮市
の大きな地震の時も瓦が沢山落下しお客様は
本当に怖かったとのお話も沢山伺いました。
お宅は比較的被害は少なかったようですが
コレも考え方一つで確かに現在では初めから
一枚一枚ロックされている防災瓦や本体瓦
釘留めの義務化の動きがあり、リフォームで
言うラバーロックと同じ原理です、これは
台風などの風害には絶大な効果を発揮します
地震の時にもある程度の地震には効果を
発揮しますが、2階建て以上の建物の時には
瓦が落ちない分、振り子の原理が成り立ち
建物自体が耐えられないケースもあります。
と聞いていましたが、その様な仕様のお宅は
大きな地震の時に外に出ると落ちてきた瓦で
怪我をする可能性があります、逆に屋根を
固定されていた場合は外に避難しないと
地震が大き過ぎた場合は建物自体の崩壊の
危険があります、地震の大きさにもよるので
何とも言えない話ですが御自宅の瓦が固定
されてるかどうかの認識は必要です。
参考程度ですが富士宮市での震度6の時の瓦
の被害は私が見た中では殆どが二階建てで、
一階の屋根瓦もガタガタになってはいました
が、それは二階の瓦が落ちてきて一階の瓦
がガタガタになっておりまして地震の揺れで
一階の瓦が落ちたりしたケースはありません
でした、それ以上の震度や建物の状況により
変わるとは思われますが振り子の原理を
実際に感じた出来事でした。