職人の覚醒の話し

職人の覚醒の話し

我々板金職人に関わらず他の職種でもあると

 
思いますが今回は板金職人の場合です。
 
見習いとして入社した時は大体初めの一月位は
 
先輩方も優しく新しい環境と言う事もあり
 
楽しい感じです、でも2ヶ月目位からは段々と
 
人間関係では慣れが出てくるものの仕事の内容
 
が分からず焦りが出てきます、そして3ヶ月目
 
位で自身のプライドを保つ為に辞める人が
 
多いです、ここが勝負所でココを超えると
 
結構一人前迄行けます。
 
では一人前とは?どう言う事か?

それは覚醒する事です!

 
我々の職種で個人差は有りますが、大体
 
2年から5年位で、ある時突然起こります
 
今迄本当に先輩の言う様に作業して意味も
 
分からないロボットの様な感覚で作業をして  
 
る時に突然その作業の意味が分かる瞬間が
 
あります、それが職人の覚醒です!
 
それが起こると、そこから毎日違う作業をする
 
度に意味が分かり覚醒し続けます、我々の
 
場合は一月で大体作業が一巡するので
 
その一月は作業が楽しくてたまりません!
 
それは側から見てても分かるので本人に覚醒
 
した?と聞くと、ハイ!と答える程明らかな
 
現象です。
 
この現象が起きると今迄捨ててきたプライドを
 
全て取り返し、簡単に取得出来無い大きな
 
大きなプライドに変わります!!
 
そこからは新たなプライドを磨く修行は永遠に
 
続くのですが、取り敢えずは一人前になります。
 
分かりづらいかと思いますが単語を覚えてきた
 
英語がある日突然にペラペラに喋れる感覚
 
です。
 
このプライドを捨てる期間の事を考えると
 
スタッフ募集の時には、どうしても若い人と
 
なってしまいます。

話しは変わりますが雨漏りを見ることも

 
覚醒した人間じゃ無いと雨仕舞いが分かりません
 
雨漏りの資格等も有りますが数日間の講習で
 
取れる様な感じの資格ならば私は信用出来無い
 
です。雨漏りも数年間だけ止めるならば
 
結構誰でも簡単に出来ます、雨仕舞いから直すに
 
は屋根工事店が最適です。
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