コロニアル屋根の現場調査比較
コロニアル屋根の現場調査比較
でした、同じコロニアル屋根でも年代と
状況によって見方も変わります。
先ずは一件目ですがパッと見は大丈夫そうな
材料もちゃんとして割れていません。
でも
下地に使われる合板が繊維を圧縮した様な
合板です、これは水に弱く釘の穴などから
少しづつ水が廻る位でも弱くなるので屋根下地
には向きません。あとひとつコロニアルの
対応勾配は三寸勾配以上ですが二寸五分しか
ありませんでした。雨漏り補修は出来ますが
補修が出来ないのでカバーの見積もりになり
ます。
見た目はなんとも無く屋根材も割れてません
でも天井裏を見ると
雨漏りしています、原因は勾配が2寸勾配しか
無い事だと思われます、この某有名
ハウスメーカーは屋根材メーカーの仕様を
無視して独自の工法をやる事が多く
雨押さえなどの部材も自己流で不具合をよく
見掛けます、コチラも低勾配に対応した屋根材
でのカバー工法しか雨漏りは直りません。
塗装の御依頼で、雨漏りもしていないし
勾配も五寸勾配なんですが、画像を拡大すると
分かりますがあちこち割れています。
2箇所
数十箇所ありました、勿論塗装は出来ないので
カバー工法のお見積もりになります。
最初の2現場は古いためアスベストが入って
いるので割れが無く強いです、塗装しても
意味は無いけど大丈夫です。
でも築30年以内のコロニアルはノンアスなので
割れやすいし塗装は意味無のでお勧め
しません。
塗装をお勧めする業者さんだとお客様から
塗装のお見積もりが欲しいと言われたら
塗装します、カバー工法は物凄く高いから
もっと悪くなってからとか言ってきます、
でも少し長い目でみただけでカバー工法の
方が安いです先ずはお見積もりを出して
比較検討をお勧め致します。