塗装工事だけでは危険です。続き

塗装工事だけでは危険です。続き

前回はベランダの下地の腐食を補強して

 
下地の状態迄仕上げました。

今回は角波板金で仕上げていきます。

軒天なんかも捨て役物を取り付けた後に

コーキングとブチルテープを兼用した板金

 
で更にカバーしてしまいます。

下地板金は沢山の釘でガッチリ留めて

 
仕上げカバーは少なめの仕上げビスで
 
軽くカバーしていく感覚です。

外側もこんな感じですがカバーした分

 
既存の壁よりも50mm程外に出っ張るので
 
天板のアルミ笠木よりも飛び出てしまい
 
ます。

飛び出た分は水切りでカバーします。

部分的に角波板金を貼ると言うと違和感を

 
もたれるお客様もいらっしゃいますが、
 
見積もりの段階からこの部分は板金と決め
 
板金の色に合わせた外壁を塗装しておけば

違和感なく逆にカッコいいアクセントに

 
なります。
 
今回のベランダ下の腐食の様子から見ると
 
前回の塗装よりも前から雨漏りは始まって
 
いたと思われます、今回も塗装してしまって
 
いても綺麗な新築元通りみたくはなって
 
いたはずです、でも塗装は見た目のお化粧
 
の様な物なので劣化は止まりません、
 
前回の塗装の時に直していれば、もっと良い
 
状態をキープ出来た事を思えば残念です。
 
でもこの塗装ブームでこの様な現象は沢山
 
おきていますので今回のお客様の様に
 
ちょっとした雨漏りの形跡も見逃さず
 
確りと直す意思表示がお客様側の責任に
 
なってしまう時代のようです。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次