雨の日の銅板仕事 富士市
雨の日の銅板仕事 富士市
行い午後は銅板の小物を加工して取り付け
て貰いました。
上の画像は桁の木口の銅板巻きです。
ですが銅板の巻き忘れをお客様に指摘され
後からの施工になりました。
何故この様な事が起こったかと言うと最近の
銅板木口巻きは伸び縮みするノビールと言う
商品が安く販売されているのでノビールで
対応出来る箇所は大工さんが取り付け
形を取り手作りする箇所は我々のような
板金職人が作るので、どちらともとれない箇所
が付け忘れとなってしまいました。
ノビールで横に向かって終わりの部分が隅木と
言う部分で手作りです、雨樋はステンレスに
銅板の燻し調に加工された、とても高価な
物でカッコいいです。
微妙なジャッジですがお施主様が付けて欲しい
と言う事で取り付けましたが上の角が当たって
しまう為シンプルな弁当箱と呼ばれる形の物
を取り付けました。
になってきました。
最近は銅の雨樋も生産中止になり銅の穴空き
問題で銅製品の人気が落ちましたが、
瓦に当たった雨水が銅に触らない様にして
いけば穴も空きにくいので、まだまだ現役で
活躍出来る材料だと思いますが風評で直ぐに
人気が左右されるのが建築業界で
間違ってるんだろうなって事も沢山あります。