屋根塗装の前に絶対知っておいて得な事 コロニアル
コロニアルの屋根って現地調査の時に見ると
半分以上の割合で塗装されてる感じがします、
特に築30年位のお宅だと三回も四回も塗り重ね
られてたりします。
でもコチラの屋根のように何も塗らないでも
別になんてことなかったりします。
逆に塗ったほうが色あせが目立ったりします
こんな感じや
こんな感じも
お客様に何故塗装されたのか伺うと
塗らないと屋根材がダメになる
と言われてと言う答えが多いです、
塗装しても寿命は縮むだけなんですが、今日
の話題はソコじゃなくて、昔のコロニアル
はカラーベストやフルベストといわれ
アスベストありきの商品でしたので、何回も
塗装しても壊れずになんとか形を保ってます
が、最近の20年位の商品は一回塗るのも
怖い位にモロイ物が多いので、塗装は避けた
方が無難です。
こんな欠陥品や(ニチハのファミール)
割れをコーキングで誤魔化してまで塗装しても
逆効果です。
しかも1度塗装するとムラになってしまう事も
メンテナンス方法として塗装は無しなんで
すが、金額的に３５坪位の建物の屋根で
足場工事⇒15万
屋根塗装⇒25万
合計40万円
下地の状態が良い場合でのカバー工法
足場工事⇒15万
屋根工事＋下地ルーフィング⇒80万
合計95万円
下地の状態が悪い場合には合板で補強しなけ
ればなりません。
足場工事⇒15万
下地合板⇒20万
屋根工事＋下地ルーフィング⇒80万
合計115万円
使用する屋根材は断熱材付きのガルバ横葺き
石付は更に5万円位アップします。
外壁同様で塗装工事が圧倒的に
安い！のですが、外壁同様
防水ルーフィングを貼る工事
が屋根のメンテナンス方法の一番のミソです
防水ルーフィングはスレート系屋根の下には
元々絶対に入っていて、コレで雨水を防いで
ます、でも寿命もあり大体25年と言われて
ます、ルーフィングには種類もあり一概には
言えませんが、それ位と思うしか無いです
前にルーフィングメーカーの営業さんにも
伺いましたが、それは言えませんとの事でした
保証するなら1年と言われました。
何が言いたいかと言うと、メンテナンスのつもり
で塗装するのは間違いで最低限のメンテナンス
ならば上の画像の様に棟板金を取り替えたり
時期を見計らってカバー工法をお勧めします。
一番残念なのは何回も塗装してしまって
ルーフィングが寿命になり、結局カバーする
事です、コレは本当によくあるお話です。
最後に板金のカバーでも下地ルーフィングを
入れない工法もありますが、そちらの工事は
今回のカバー工法とは別の話で防水性も
全くの別物ですのでご注意下さい。
また屋根塗装も全くの無意味では無く建物の
美観を保つ為には有効な事です。
