工事料金設定や、儲けなどのお金の話
工事料金設定や、儲けなどのお金の話
の加工場で板金役物を作ったり。
は外注ですし塗装工事も外注です、ならば
塗装工事は塗装専門会社に頼ん
だ方が安いよね?
って発想になると思いますが、私達の板金工事も
塗装工事も大体の相場が決まっています。
その相場を調査するのも仕事のうちなんです。
一般的なハウスメーカーの売れ筋の大きさで
外壁塗装、足場込みで80万前後
チラシ等で55万位で出すのが一般的ですが、
実際はコレくらいの見積りが出てきます。
屋根塗装、25万円前後
外壁板金工事、足場込みで150万円前後
外壁金属サイディング足場込みで250万円前後
屋根カバー工法90万円前後
家の大きさや形で多少変わりますが、大体
これが相場です、だから相見積もりを沢山依頼
されてるお客様からお話を聞くと、テレビCM
してるような大手の業者がべらぼうに高くて
あとは似た様なものですと教えてくれます。
ですのでお客様のチェックするべき項目は金額
では無く工事内容であるべきだと思います。
商売をしている以上、必ず利益を追求します、
リフォーム業界では工事にかかる直接的な予算
を実行予算と言い宣伝広告費や事務費や各種
保険料に使う部分を粗利といいます普通の
一店舗でやってる業者さんで粗利3割を目標に
世間の相場の見積りから実行予算を試行錯誤
しています、派手なショールームを出してる
ような中堅や大手では3割粗利では無理です
新築業界であれば材料を大量発注する事で
実行予算を抑える事が出来ますが、リフォーム
業界は使う材料がバラバラの為に大量発注の
手段は使えません。
ですので大手での4割から7割とも言われている
粗利のしわ寄せは工事業者にきます、そこで
業者が何処までちゃんとした工事をしてくれる
のかは各社の力量にかかってきます。
と格好いい事を書いていますが実情はウチは
年間売上が1億前後と業界ではかなり下だと
思います、粗利は3割どころかその半分位です
どうしても見積りの通りにいかずに粗利0どころ
か持ち出しの項目も出ますので、お金儲けが
出来る迄はまだまだ修行が足りて無いです。