




板金役物の止め付けの仕方は職人さん任せな
事が殆どで、職人からしたら
見た目を重視するか?
強度を重視するか?
予算を重視するか?
今回のケースは見た目を重視して強度が少し
落ちてしまったようで、強風で板金役物が
少し浮いてしまったそうです。
上の画像のように直接ゴツいビスを打てば
問題無いんですが見た目が悪いです。
安全対策の足場は経費がかかり過ぎるので、
高所作業車を使い命綱を取り付けながら安全に
作業を進めて行きます。
補強するのにビスを打つとこのように板金も
凹んで格好悪くなります。
なので今迄の板金を下地として上から新たな
板金をカバーとして取り付けます。
屋根面の方は釘で目立たなく打てます。
でも風で浮いてしまう面は板金同士なので
ビス打ちになります、でも中にコーキングを
入れ込んでますので、ビスの数は減らせます。
板金をなるべく凹ませないようにビスを打ちます
家と言うのは同じ強度で作っても立地条件に
より風の受け方や紫外線の当たり方で
痛み具合に大きな幅があります、
なので周りの家が壊れてないから大丈夫と
思いがちですが、定期的にプロの点検や
常にご自身でも点検していれば、少しの
違いを見つける事が出来ると思います。