




付ける事です、サーモグラフィーを使うと言う
業者さんもいらっしゃいますが、あれは
ほぼほぼパフォーマンスです。
漏れてる箇所はこの谷の中央部分です、
基本的に漏れてる箇所の近くから広範囲に
水掛けを広げて行きます。
少しだけ水が漏れて来ましたが、お施主様が
普段の雨漏りはこんな物では無いとの事です
取り敢えず瓦を外して
ルーフィングをめくって流れを見ます
この雨漏りは大工さんや瓦屋さんに見て貰って
工事もしたけど、止まらなかったそうです。
元々瓦には今回のような内樋のようになって
しまう谷は相性が悪く雨漏りも多いのですが
今回は下地防水で雨水は止まっているので
原因では有りませんでした。
瓦を戻した後に谷上の窓に水掛けをしたら
そこそこまとまった水が出て来ました、
でも普通の風の無い雨でも漏れると言うので
他にも原因があるはずです、でも一箇所みつ
けたらそれ以上調査出来ません、原因が
混乱するからです、今回は応急で原因箇所に
コーキングで防水し、乾いたら次回もう一度
調査すると伝えて帰りました。
2回目の調査日に事件はおこりました。
前日に長雨が降り雨漏りしたそうです、
その雨水の量が普段より多く感じるそうで
あなた方が変な事をしたから余計におかしく
なったと思う、もう調査は中止にして元に
戻して欲しいと言うお叱りを受けました。
自分はもう一つの雨漏り箇所の目処は立って
いたのですが、その日はご家族にお電話を
繋いで貰い経緯の説明をし、帰りました。
ご家族のご理解の元3回目の調査でようやく
上の画像の本命箇所に水掛けが出来ました。
この茶色い垂木の部分が瓦の中に刺さってます
この木が何処まで伸びてるかで話は変わって
きます、話は省きますがとても原因では
多い場所です。
雨漏り箇所からは、かなり離れてますが、水掛した
ら直ぐに水が出て来ました。
この日養生をして暫くは安心して居られる
事をお伝えし帰りました。
料金は点検口取付と雨漏り調査で四万円弱
です、その後修理の見積もりは出しますが
無料の養生で暫く止まる事も多いです。
今回のお客様も途中で私達を不審に思った
ようですが、
今迄も沢山お金を使って直らなかったのだか
らまた不審に思うのも当然で、相手の
ペースに巻き込まれてしまうのも良くない
事なので不審に思ったら声を上げるのは
正しい事です。
そして雨漏りの処置は難しく今回私が無料で
した養生程度の事を本工事として見積もる
業者は多いです、
でも必ず再発しますので改善の工事をしなけ
ればなりませんが、ニワカの調査員では
そこまでは理解出来ませんので注意が必要です