








先日からご紹介している、倉庫の屋根・外壁張り替え工事の続きです。
ここ1週間ほど雨が降り続いており、現場にはほとんど入ることができませんでした。この日も時々雨は降りましたが、晴れている時間が比較的長く、久しぶりに現場作業を進めることができました。
建物の中は倉庫として使用されています。もちろん雨水が入らないよう細心の注意を払いながら作業していますが、住宅とは違って内装への影響をそれほど心配せずに作業できる現場です。
既存の金属製波板を外して下地を確認したところ、内部の木材は予想以上にしっかりしていました。築年数が経過した建物でも、木材が常に水にさらされず、濡れてもすぐに乾燥できる環境であれば、相当長く持つことが分かります。



屋根の垂木などを見ても、雨に当たる可能性がある場所だからといって、必ず腐食するわけではありません。大切なのは、濡れた後にきちんと乾燥できる状態になっているかどうかです。
怖いのは、雨漏りによって建物内部へ水が入り、木材が濡れたまま乾きにくくなってしまうことです。湿った状態が長く続けば木材の腐朽が進み、シロアリ被害を受ける危険性も高くなります。
ただし、シロアリは腐った木材だけを食べるわけではありません。健全に見える木材でも侵入することがあるため、必要以上に恐れる必要はありませんが、油断も禁物です。
シロアリ対策を考えるうえでも、まず重要なのは雨漏りを発生させず、木材を乾燥した状態に保つことです。屋根や外壁からの雨水の侵入を早い段階で把握し、原因を確実に直すことが、建物を長持ちさせる基本だと思います。