モニエル瓦の修理 屋根塗装について 富士宮市

モニエル瓦とは型にセメント等を流し込み

固めた基材に塗料とセメント系の物を混ぜた

液体を吹き付け固め防水層を作るそうです、

その防水層をスラリー層と言います。

つまり基材には防水性は無く色が着いた

スラリー層のみで防水性を保つ屋根材です。

新品の時にはスラリー層のランクも6種類位

あり高いほど長持ちします。

塗装する時にはスラリー層を高圧洗浄機で

全て取り除きモニエル瓦専用の塗料で色付け

しますが、所詮は塗料ですのでスラリー層の

6種類のランクの一番下のクラスの物にも

満たない防水性能しか有りません。

またピーク時には8社位あった製造メーカー

も全て解散してますので、割れた場合の

予備瓦も有りません。

ですので、一度塗装してしまうと次からは

スラリー層が無い状態ですので綺麗な状態

を保つには何回も塗装していかなければ

なりません。

住まいを長く持たせるならば、一度も塗装せ

ずに、色が無くなってきたら葺き替えが

お得となります。

かといっても塗装してしまって弱くなり台風

などでの飛散物で数枚割れたと言うケースは

沢山あります、取り替え瓦は無いので

その様な時には軒先の瓦を外して、割れた 

瓦と差し替え、外した軒先部分には合板などで

下地を作り防水した後に似た色の板金を

取り付ける事は出来ます。

この工事は応急処置なので雨漏りの保証は

出来ません、また綺麗に塗装されたモニエル

瓦もスラリー層が無くなり強度は落ちて

いますので、早めの葺き替えがお勧めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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