








今回は静岡県富士宮市で、ホームページからお問い合わせをいただき、雨漏りがしているとのことで現場調査に伺いました。
雨漏り調査の基本は、まず室内の状況確認です。
実際に水が出ている場所、そしてその真上の状況を見ることで、ある程度の判断がつきます。
お客様にご案内いただき、畳の部分を確認すると、少量の水が溜まっていたとのことでした。
ただ、その真上の天井を見た瞬間に、私は違和感を感じました。
通常、雨漏りしている天井には必ずシミが出ます。
今回の天井には、その典型的なシミが一切ありませんでした。
この時点で私は、お客様に
「これは雨漏りではない可能性が高いです」
とお伝えしました。



とはいえ、お客様からすると不安な状態ですので、念のため押し入れから天井裏を確認させていただきました。
中を確認すると、
・水が落ちた形跡がない
・ホコリが全体に均一に積もっている
・木部に濡れや腐食が一切ない
という状態でした。
もし雨漏りしていれば、ホコリは水の落ちた部分だけ偏ります。
それが一切ないということは、ここ最近で水が落ちた可能性はほぼゼロです。
撮影した写真をお客様にご説明すると、とても安心されていました。
その後、生活状況を伺うと猫を飼われているとのことで、何らかの生活要因で水が落ちた可能性が高いと判断しました。
今回は屋根に登る必要もなく、雨漏りではないという結論で終了となりました。
こういった「雨漏りだと思ったら違った」というケースは、実は珍しくありません。
もちろん、お問い合わせいただくこと自体は大歓迎です。
「何もなくてよかった」これが一番です。
ただ、今回のように
・天井にシミがあるか
・継続的に濡れているか
このあたりは、ご自身でも一つの判断材料になるかと思います。