




屋根外壁の点検のご依頼を頂き、外壁は修理が必要でしたが
屋根は問題なく、長持ちのリフォームを考えた場合胸の交換
で充分な事を伝えましたが、お客様のご希望で塗装して
欲しいと言う事で屋根塗装になりました、私的にはこの様
な屋根の汚れは下から見てもあまり目立たないし
なんか味があって良いと思う派なのですが、一般的には
屋根も綺麗な感じが当たり前の風潮になっています。
このようなコロニアルの塗装には注意点が多数あります
まず現場塗装は新築時の屋根塗装より劣る為、新築の時
から15年後の色あせ具合で次の塗装と同じ位の色あせ
具合だろうと考えてはダメです、早ければ5年で色あせ
ます、また雨風に晒されるのでコケや汚れは直ぐに着き
ます、そこに予算を使う事を勿体無く思ってしまいます。
そして綺麗になったら長持ちするんじゃないかと、勘違い
してしまいます、まるで新築の時にリセットされたかの
様に勘違いしてしまいますが、実際には真逆で塗装工事の
職人さんの体重や高圧洗浄機の衝撃で屋根材は痛みます。
2020年のメーカーのマニュアルの一部です
メーカー側も商品への塗装は美観の為であると書いてます
屋根材はモニエル瓦以外は、ほぼ全て屋根材自体で
防水機能をはたしてる為、塗装で長持ちさせる事は
出来ません、この事をお客様に正直に伝えると
外装工事で一番商業的に効率が良い屋根塗装工事は
取れなくなります、だからちょっと封印される話題では
あるのだと思います。
でも今回のお客様は見た目を綺麗にしたいと言う事でしたの
で、有り難く屋根塗装工事をさせて頂きました。
屋根の調査の次は外壁です、お風呂場の窓の下は痛み易く
コレではせっかくの塗装も長持ちしません。
コチラのバルコニーの外側も触るとグズグスでした。