足場設置中に屋根に穴が開いた事例|屋根カバー工事前に起きた不可抗力の事故

今回、屋根カバー工事を行う現場において、足場設置時に足場業者さんから「屋根を歩行中に屋根に穴が開いてしまった」との連絡がありました。先週も足場業者さんによる物損事故がありましたが、今回の件については不可抗力による事故と判断しています。

理由として、この現場の調査を行ったのは約1年前で、その時点では見た目上はしっかりしている屋根でした。ただし、実際に屋根の上を歩いた際には、下地がやや柔らかい感覚があったため、私自身は軒先の方へはあまり行かず、注意しながら現場調査を行っていました。

その後、工事のご依頼をいただいてから施工までにかなり時間が空いてしまい、その点について足場業者さんへ十分な情報共有ができていませんでした。そのため、事前情報のない足場業者さんが、見た目的には問題なさそうな屋根であったことから通常通り屋根の上を歩行し、結果として屋根に穴が開いてしまったという経緯です。

今回の建物は非常に大きな屋根で、下屋根と2階部分が分かれている構造となっており、足場設置の工程上、どうしても下屋根に上がる必要がある現場でした。

幸いにも、現場調査の段階で野地板が弱っており、このまま屋根カバー工事を行うことはできないと判断していたため、垂木を狙って合板を全面に張り、その上で新しい屋根を施工する内容のお見積もりとなっていました。そのため、今回開いてしまった屋根の穴については、工事内容上、大きな問題にはなりませんでした。この点については、不幸中の幸いだったと言えると思います。

ただし、裏側の軒天側まで貫通してしまった箇所については、そのままにするわけにはいかないため、別途補修を行った上で工事を進めていきます。

今後は今回の件を教訓とし、屋根カバー工事や足場設置工事において、事前の情報共有をより徹底し、工事期間中も事故のないよう、より一層注意しながら作業を進めていきたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次