




今回は工事のスレート屋根をカバーしてるのですが、打ち合わせの段階では工事の換気に使われているベンチレーターは再利用するとの事でしたが屋根が綺麗になったら、やはりベンチレーターの錆びが気になると言う事でご相談を受けました、私的には錆びては居ますがまだ使えるので取り替えする迄は無いのではないですか?とご提案したところ、分かりましたが見た目が気になるので塗装して下さいとの事で塗装する事になりました、画像はケレン作業後に下塗りとして関西ペイントのダイナミックプライマーのホワイトを塗装したところ迄です。
中塗り上塗りは同じく関西ペイントのスーパーシリコンルーフペイントです、屋根用の塗料なので少々ダレやすいのですがウチの職人さんは腕が良いのでバッチリ仕上げてくれました、屋根用なので持ちは良い塗料です、本当に新品に取り替えた様に蘇りました!
この様に見た目がピカピカになる塗装工事ですが、実際には0.1ミリ厚くなっただけです、サビの部分はケレン作業で擦ってますので逆に薄くなってるかも知れません、中身の金属は間違い無く寿命が近づいていてその事実は変わらないまま見た目だけが復活しました、コレを勘違いしない様にお客様に説明するのは大事な事で決してメンテナンスとかにはならない事をご納得の上で作業しないと大変な事になります、分かり易例で言うと全国のあちらこちらのアパートで鉄製の階段を何回も塗装してピカピカのまま中身が寿命を迎えて落下して怪我をする時間が多発してます、取り替えかどうか迷っていた物がここ迄ピカピカに復活する事は素晴らしい事ではありますが、注意は必要なのです。