








今回は、雨どい修理の現場のご紹介です。
お客様からのご依頼内容は、段違いになっている雨どいの部分で、上の軒どいから下の軒どいへ立てどいでつながっている集水器から雨水があふれてしまうというものでした。
そこからあふれた雨水が、下にあるテラス屋根へ大量に落ちてしまい、雨の日になると音が非常にうるさく、長い間お困りだったそうです。
工事内容としては、雨どいの一部を取り替える比較的シンプルなものです。
ただし、問題は作業場所でした。
下にはテラス屋根があり、簡易的な足場を組むことも難しい場所です。
そのため、今回はなんとかはしごを使って作業を進めることになりました。
しかし、はしごをかけるにしても角度がかなり緩やかになってしまうため、通常よりも危険度の高い作業になります。
今回は3名で作業を行い、2人ではしごをしっかり支えながら進めました。
さらに、はしごをかけている場所の軒どい自体を交換しなければならないため、途中ではしごを少し浮かせる必要もありました。
真ん中のテラスの上で1名にはしごを押してもらい、はしごを浮かせながら作業するという、かなり神経を使う工事となりました。



お客様のお話では、何年か前に外壁塗装をした際、全体に足場を組んだそうです。
その時に、塗装業者さんへこの雨どい部分も直してほしいとお願いされたそうですが、実際に集水器を見てみると、ただコーキングがべったり塗ってあるだけでした。
当然、それでは根本的な解決にはなりません。
水の流れや、雨どいの納まりが悪いままでは、いくら表面にコーキングを塗っても雨水はあふれてしまいます。
その後、別の業者さんにもお願いしたそうですが、それでも直らず、相当長い間悩まれていたとのことでした。
私からすると、足場さえあれば本当に何てことのない、非常に簡単な工事です。
だからこそ、なぜこの程度の工事が今まで直せなかったのかと、逆に驚いてしまいました。
もちろん、今回のように足場がない状態での作業は危険もあり、簡単とは言えません。
ですが、全体足場があったタイミングであれば、安全に、そして確実に直せる内容だったと思います。
今回の現場を通して、改めて工事を依頼する業者選びの大切さを感じました。
塗装屋さんに依頼してしまうと、やはり塗装以外のことについては、あまり多くを望めない場合もあるのかもしれません。
雨どいの不具合は、ただ見た目を直すだけでは解決しません。
雨水がどこから来て、どこへ流れて、どこで詰まり、どこであふれているのか。
そういった雨仕舞いを理解したうえで直さなければ、同じ症状はまた繰り返されてしまいます。
今回も、無事に原因部分を直すことができ、お客様にも安心していただける工事となりました。