








| 施工内容 | バルコニー防水工事 |
|---|---|
| 使用材料 | 金属サイディング |
| 施工期間 | 1週間 |
| 価格 | 2箇所で75万円 |



こちらのお客様は、私たちの会社がある富士宮市からは少し離れた、静岡市清水区のお客様です。きっかけは、私のYouTubeをご覧になってお電話をくださったことでした。
ご依頼の内容は、雨漏りを直してほしいというものでした。お話を伺うと、このお宅は家を建てて間もない頃から雨漏りが発生していたそうです。場所はバルコニーの下部分で、しかも運悪くバルコニーが2か所あったため、雨漏りも2か所で起きていました。
その後、長い間雨漏りに悩まれ、まずは建てた会社に相談されたそうですが、結局直らなかったとのことでした。そこで建てた会社での修理は諦め、今度は別の業者に依頼して補修工事を行ったそうですが、それでもまったく直らなかったそうです。
私が現場を見た瞬間に感じたのは、まず最初の防水のやり方自体が良くないということでした。さらに問題だったのは、その後に直した業者の工事も非常に雑だったことです。正直、これでは直るわけがないと感じましたので、私はすぐに防水のやり直しをご提案しました。
ただし、1か所だけ気になる部分がありました。それが、手すりの付いているアルミかさぎ部分です。ここが今回の雨漏りに関係しているかどうかは、散水調査をしても判断が難しい場所でした。実際にかさぎの内側へホースで水をかけたときには水は漏れましたが、その水はかさぎの下だけでなく床の防水層にもかかってしまうため、ここだけが原因だと断定することはできませんでした。
とはいえ、もともとの防水のやり方にも問題がありましたので、今回は内側の壁も外し、防水層の立ち上がりからしっかりとやり直す方向でご提案しました。この時点では、バルコニーのかさぎ下部分が雨漏りの原因である可能性は五分五分という判断でした。





まず初めに、アルミ笠木下の外壁を解体します。当然ですが、この時にはアルミ笠木と手すりも一度解体します。
今回の工事では、この部分が非常に重要でした。というのも、もともとの防水の立ち上がりも、その後に修理された防水の立ち上がりも、どちらもやり方が良いとは言えない状態だったからです。さらに今回は、床からの防水の立ち上がり自体をもっと大きく取りたかったため、しっかり直すには、まず一度ばらす必要がありました。
また、アルミ笠木の下にある防水紙は、長年のうちに機能を失っていることが非常に多いです。そのため、私たちはこの部分からの雨漏り修理を行う際には、必ずアルミ笠木を外し、その下の防水もやり直すようにしています。ここは雨漏り修理の中でも特に重要な部分です。
そして今回は、実際に解体したことで、アルミ笠木側からの雨漏り跡も確認することができました。つまり、雨漏りの原因はバルコニー床の防水層だけではなかったということが、ここではっきりしたわけです。その点が確認できたことは、工事の方向性としても間違っていなかったという意味で、私としても安心できる材料になりました。





今回のメイン工事となるのが、バルコニー床の防水工事です。
こちらはもともと新築時に、防水シートの上に保護モルタルを施工する防水のやり方がされていました。しかし、その施工方法自体に問題がありました。さらにその上から、別の業者がFRP防水を施工していたのですが、その工事もかなりずさんで、結果として雨漏りはまったく直っていませんでした。
そこで今回は、既存の悪い状態の上に何かを重ねるのではなく、下地からしっかりと見直す形を取りました。まず合板をきちんと貼り、立ち上がり部分についても合板でしっかりと下地を作り直しました。その上で、今回はタックシート防水にて施工を行いました。
防水工事中の写真がなく、その点は申し訳ありませんが、次の項目で仕上がりの様子に移りますので、そちらをご覧いただければと思います。





アルミかさぎ下の金属サイディングを施工し、これにて完成となりました。
今回のメイン工事であったバルコニー床の防水工事が無事に終わり、最後に解体してあったアルミかさぎ下部分の復旧工事として、金属サイディングを施工いたしました。
もともとこの部分には窯業系サイディングが張られていましたが、バルコニーのように屋根がなく、雨や紫外線の影響を直接受けやすい場所では、やはり水に強い材料の方が適しています。そこで今回は、耐久性を考え、金属サイディングで仕上げる形を選びました。
防水工事によって雨水の侵入経路をしっかり断ち、そのうえで傷んでいた外装部分を水に強い材料で復旧したことで、今回の雨漏りはもう完全に止まります。実際には雨が降っていなくても、工事内容を見れば止まることは確信できます。
ですので、お客様にも自信を持ってお引き渡しをさせていただきました。
これにて、今回の工事はすべて完了です。