




施工内容 | 屋根カバー工事 |
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使用材料 | 立て平 |
施工期間 | 3日 |
価格 | 30万円 |
ぱっと見は銅板の屋根で穴も無く大丈夫そうな感じですが近くで見るとボコボコになっています、多分瓦屋根を修繕した業者さんが荷物の仮置き場等に養生もせずに使用したのだと思われます、瓦棒葺きなのですが谷部分との繋ぎ目が段差が無くフラットなのが気になります、実際に雨漏りしてきるのは軒天部分のポーチ升付近からだと言う事です。
軒天部分をバラしてみて大分水が廻っている状況では有りますが、発見ご報告が比較的早かったようで腐食具合はそれほどでも有りませんでした、前回の瓦棒の桟の部分は敢えてバラさずに合板を乗せて既存の谷との段差を付けます、ここがポイントです!そして粘着層付きルーフィングでガッチリ防水します。
谷を現場で作成し段差部分に軒先水切りを取り付けガルバリウムの立て平葺きを取り付け軒先を掴み込んでいきます、壁際は雨押さえを取り付け残りの三方は笠木板金で蓋をして仕上げます。
軒先部分を角波板金で復旧しポーチ升を戻して完成しました、欲を言えば左官屋さんを呼び左官工事で仕上げる事も出来ますが予算が嵩んでしまうので私共だけの板金工事で仕上げました、業者によっては木工事は大工さんにと更に分配するケースが有りますが予算的にどんどん上がるので私共は多能工として全ての作業を仕上げる事を心がけています。